風と共に走る!

『走る』ってなんだ!?突如走ることに情熱を燃やしたアラフォー男の挑戦を記した回顧録

さいたま国際マラソンを振り返って~レース編~

2019年12月8日AM9:40

スタートの号砲が鳴った。

おそらく。

Cゼッケンエリアでは聞こえなかった。

 

スタートラインまで、加速したり減速したりしながら進み、ロスタイムは3分4秒。

昨年はFゼッケンでスタートロスは20分2秒。

Cゼッケン恐るべし。

 

■スタート~10km

スタートした直後から比較的スムーズに走れた。

キロ5のイーブンペースで走ってサブ3.5を目指すプラン。

10km手前でジェル投入。

それ以外特に書くことなし!

順調

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■10km~20km

ペースは順調。

15kmを過ぎたあたりから先頭集団とスライドが始まった。

「やっぱり速いランナーは格好いいなぁ」とか思いながら走っていた。

そして17kmあたりでトラブル発生。

今回は走りに集中するために音楽を聴きながら走っていた。

でもバッテリーがなくなって電源ダウン。

 

ショック!!

 

でも走りはまだまだ順調。

20km手前でジェル投入。

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■20km~30km

25kmを過ぎたあたりから大分疲れてきた。

大腿四頭筋にも疲労の影が・・・。

「柏崎マラソンでは25km地点で脚はすでに死にかけてた。それと比べれば今日はまだまだ余力がある。大丈夫!!」

と自分を鼓舞しながら走り続ける。

 

30km手前で時計を確認するとサブ3.5達成への貯金が4分くらいあった。

「スタートロスが3分だからこのままこのペースで走り続ければグロスでもサブ3.5達成できるかも!?」

と淡い期待を一瞬持ったが、サブ3.5の壁はそんな甘いものではなかった。

 

どこかでジェル投入。

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■30km~37km

30kmを過ぎて東浦和駅に向かう直線で少し歩いてしまう。

今振り返ると走り続けられたかもしれない。気持ちで負けていたのかも。

ペースも落ちる。

上がらない。

タイムの貯金がどんどん減っていく。

35kmあたりではグロスでのサブ3.5は厳しくなっていた。

でもまだネットでのサブ3.5はいける!

 

秘密兵はまだか!

 

その秘密兵器とは・・・・・・おっさんの応援。

 

37km地点に昨年に引き続き会社の先輩がいるはず。

去年は会えなかったが今年は絶対見つけてやる!!

 

脚が瀕死の状態でも目線はしっかり沿道を見ながら走り続けた。

 

「いた!!」

 

先輩おっさんを見つけて手を挙げる鬼丸おっさん。

それに気づき手を挙げる先輩おっさん。

沿道に近くづく鬼丸おっさん。

そして

アラフォーの鬼丸おっさんとアラフォー+αの先輩おっさんのハイタッチ。

バッチリ決まった。

 

元気をもらい、下りの勢いを利用してペースを上げる。

 

ピクピク

 

左脚のふくらはぎとハムストリングに強烈なピクピクが・・・。

 

ヤバい。攣る。

 

慌ててペースを落とす。

ピクピクしないペースで走る。

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■37km~ゴール

このあたりのことはあまり覚えていない。

たぶんネットでのサブ3.5も無理だと分かっていたと思う。

35km以降の給水は歩きながらしっかり飲んでいたからだ。

なにを目指して走っていたのか思い出せない。

脚の疲労は限界だった。

とにかく止まりたい一心で走っていたのかもしれない。

 

ゴール。

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疲れた。

疲労度は昨年よりはるかに上だった。

 

それを物語るように、35km~ゴールまでの12.195kmのタイムは昨年が64分15秒だったのに対し、今年は66分46秒。

 

 

ラスト12kmは今年のほうが2分36秒も遅かった。

当然といえば当然。

昨年は一度も歩かなかったが、今年は給水で何度も歩いたのだから。

 

まだまだキロ5でフルを走りきる地力がないないということだ。

 

全体ではこんな感じ↓

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今シーズンでサブ3.5なんと達成したい。

 

それには走るしかない。

 

では( `ー´)ノ