風と共に走る!

『走る』ってなんだ!?突如走ることに情熱を燃やしたアラフォー男の挑戦を記した回顧録

第29回富士五湖ウルトラマラソン【2章】

ウルトラマラソン100kmを完走し、ウルトラマンになりました。

単純にそう言えることがうれしいです(笑)

会場には当然参会者はたくさんいて、毎年イベントがあり、その他にもウルトラマラソンのイベントはたくさんあります。

でも身の回りでウルトラを走った人にまだ出会えていません。

ウルトラを完走した喜びや思い、苦労や魅力、その気持ちを吐き出すところがブログしかないので淡々とブログを書いていきます(笑)

 

 

前回は56.4km地点足和田出張所の第3関門を旅立ったところまで書きました。

前回のレポはこちら↓

 

taiyototuki.hateblo.jp

 

少し時間を遡ると、第3関門の少し前から折り返してきたトップランナーとスライドし始めていました。

第3関門あたりから関門引っかかって強制リタイアになる方が出始めていました。

私と同時に第3関門に着いた方も時差スタートで私より早くスタートしていたため関門に引っかかり「時間制限です。ゼッケンを外してくださーい。」と非情な宣告を受けていました。

 

さて、第3関門で準備を整え、ストレッチをしながら20分くらい休んでから出発しました。

第3関門は坂の途中にあるのでいきなり坂です。

だから歩いて出発です。

でも私が見る限りほぼ95%以上の方が歩いていました。

走って私を抜いて行った方も少し前で歩き出し、結局歩いている私に抜かれるといった感じで私を含め、みなさんかなり疲弊していました。

50km以上走ってきたのだから当然ですが。

 

ここから先は正直景色を楽しむ余裕はありませんでした。

気持ちとしてはひたすた次の関門を目指すだけでした。

次の第5関門(第4関門が抜けていますが、第4関門は118kmの部のみの関門になります。100kmの部にとっては4番目の関門なのですが、大会の関門上は『第5関門』という名称なのでそれに合わせます。)に向かう途中には西湖と精進湖がありますが、湖が見えて、『西湖』とか『精進湖』とかの看板が目に入っても

「○○湖?どーでもいいわ!!」

って感じでした。

 

たぶん65km前後の辺りだと思うのですが、緩やかな下り坂が続いていました。そこでは上ってくるランナーとスライドしてなが走っていました。

後でこの坂を上るのかと考えるのも嫌でした。

坂を下り終えた信号待ちの時、隣にいた女性に

「今下ってきた坂を上ると思うとぞっとしますね。」

と話しかけてみました。

するとその女性は

「走力のある人はいいけど私なんか走力ないから絶対上れない」

とか言っていたくせに信号が青になった瞬間、颯爽と走って行っちゃいました。

この女性と言葉を交わしたのはこれが最初で最後でした。

別に意識はしていなかったのですが、最後の最後まで抜きつ抜かれつの状態でした。

 

72.2km地点旧精進小学校の第5関門にも無事到着。

給水所に行くもテーブルの上にはあまり給水がありませんでした。

給水係が年配の方で「腰が痛いから変わってくれ」とか言っていました(笑)

 

ストレッチをして10分くらいで出発しました。

出発してすぐ例の女性を抜きました。

信号待ちで颯爽と走って行ったのですが、第5関門に着く前に抜いていました。

でその女性(めんどくさいので今後Aさん)の第5関門の滞在時間は私よりも短かったんだと思います。先にAさんが出発。その後私。そしてすぐ抜くといった感じ。

 

次は80.6km地点の西湖公民館に向けて出発です。

あの下ってきた坂が目の前に現れました。

予定通り上り坂は歩きます。

歩いていると「絶対上れない。」とか言っていたAさんがこれまた颯爽と走って私を抜き去っていきました。

 

ここまでの記録。

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・60km地点・・・ラップが遅いのは56.4kmの関門で休んでいたから。それを差し引けばまだ順調?

・70km地点・・・タイムが遅いのは理由が思いつかない。単純に疲れていたからかな? 

 

 続く。