ここ7年で一番後悔し、反省し、申し訳ないことをしてしまったこと

今回のブログはマラソンネタは一切ありません。
単なる「夏の思い出」です。

それも「苦い」夏の思い出です。

 
8月の22、23日と暑休をもらい夏休み第2弾として遊園地に行ってきました。
場所は「富士急ハイランド」です。
 

本当はスパリゾートハワイアンズに泊まりで行きたかったのですが仕事の進捗具合で休みが取れるかどうかギリギリまでわからなかったのでハワイアンズは断念しました。
 
「あーでもない、こーでもない」と迷った挙句22時頃に富士急行きが決定。
急いで準備をして0時くらいに寝て5時に起きて6時に出発。
 
富士急は8時30分開場のところ8時くらいに着きました。
 
約20年ぶりの富士急です。

結構変わっていました。
 
入口のところに並んで開場を待ちます。
すぐ横では「ド・ドドンパ」の運行試験をしています。

「シュウォーン」

と音を立てて無人のド・ドドンパが何度も飛び出していきます。

反対側ではFUJIYAMAの運行試験をしています。

今回はまず「FUJIYAMA」を乗ることにしていました。
うちの子供は7歳と3歳。
さすがに下の子は無理なので上の子と乗ります。
富士急行を決めたとき自宅で上の子にYouTubeでFUJIYAMAの映像を見せました。
上の子は「乗らない」といっていました。

でも子供と一緒に乗ることを諦めきれない私は運行試験のフジヤマを見せながら

「ほら、見てみな。全然大したことないでしょ」

とか

「お父さんも◯◯(子供の名前)位のとき、あのくらいのジェットコースター乗ってたよ」

とか言ってなんとか子供を乗せる気にさせるのに必死でした。

その結果上の子は「乗る」となったのでした。

8時30分になり開場。
FUJIYAMAめがけて走ります。

10分ほどで順番が来ました。
スタートです。

カチカチカチカチ音をたてながらFUJIYAMAが上っていきます。

「下を見てみな、すごく高いよ。」

と言っても、

子供は「怖いから、いい」

と拒否。

既に怖がっており、顔はひきつっているようでした。

「ちょっとヤバイかも」と思っても今さらどうすることもできません。

「怖かったらバーをしっかり握って目をつぶってな」

とアドバイスしたと同時にフジヤマが飛び出しました。

バーから両手を離して「うぉー」とか言ってスタートしてすぐ、子供の異変に気付きました。

文字では的確に表現できませんが、ヤバい状況です。
「失神しちゃうんじゃないか」
「嘔吐しゃうんじゃないか」
と気が気ではありませんでした。

FUJIYAMAに限らず、富士急に限らず、どこの遊園地でも人気アトラクションは待ち時間が長く、乗ってしまえば一瞬で終わるものです。

でも今回は違いました。

子供の様子がヤバい。

「早く終わってくれ」「まだ終わらないのか」と思っていました。

ものすごく長い時間に感じました。

こんなに長く感じたFUJIYAMAは初めてでした。

その間、目をギュッと瞑ってバーを握りしめている子供の手を上から握って

「大丈夫？」

「もう終わるよ」

「頑張って！」

「あと少しだよ」

と声をかけ続けていました。

私自身FUJIYAMAのアトラクションの怖さよりも、子供がどうにかなってしまうのではないかという恐怖に怯えていました。

最後のカーブを曲がって、FUJIYAMAが止まりました。

やっと終わったのです。

FUJIYAMAが止まると同時に

「もう乗りたくない」

と上の子は言いました。

大袈裟ですけど、「無事でよかった」と心底思いました。

「うん、わかった、わかった。怖かった？ごめんね」

と謝りました。

上の子が今まで乗ったことのある絶叫系？アトラクションはディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」くらいです。

それがいきなりFUJIYAMAですから、今思えば、そりゃー怖かったと思います。

私は子供に嘘を言っていました。

私が初めて乗った絶叫系アトラクションはディズニーランドの「スペースマウンテン」です。それも小学校3～4年生くらいの時。

今回上の子が乗ったFUJIYAMAとは怖さのレベルが違うし、年齢も違う。

申し訳ないことをしてしまったと、猛烈に後悔し、反省しました。

せっかく遊園地に来たのに、こんな苦い思い出になるなんて・・・・。

でもその後に乗った「ナガシマスカラ」というアトラクションで最高に楽しそうな笑顔を見せてくれたのですごくホッとしました。

空いていたので「ナガシマスカラ」は2回乗りました。

ホント救われました。

その後もトーマスランドに行ったり、家族みんなで観覧車に乗ったり、その他色々なアトラクションに乗ったりしながら閉園時間の21時までたっぷり富士急で遊んでいました。

結果的には約20年ぶりの富士急で私自身も、子供たちも楽しい1日を過ごすことができました。 

ただFUJIYAMAに乗っているときの上の子の様子を思い出すと今でもゾッとします。

上の子が1歳8ヶ月の時高熱で熱性痙攣を起こしたときくらいゾッとしました。

あんな様子は2度と見たくありません。

暫くの間絶叫系アトラクションは乗車禁止にしようと思います。

子供の夏休みは昨日で終わり。

今日から小学校が始まります。

だんだん涼しくなってきて夏も終わりですかね。

夏の終わりはなんだか寂しいですね。

いよいよマラソンシーズンの到来です❗

では( ｀ー´)ノ