真夏の30km走!
『夏の30km走は「本気」の証!』
なーんてタイトルがちょっと前の「ランナーズ」の表紙に謳われていた。
「そうだよね」と納得。
すぐ感化されるのです(笑)
8月16日(金)
「明日は早起きして30km走だ!」
と決意し眠りにつきます。
そして翌17日(土)
3時半に目が覚めます。
目覚ましはかけていません。
でも不思議と目が覚めるのです。
本当に寝坊できないときは目覚ましをかけるのですが、なぜか目覚ましが鳴る前に目が覚めるのです。
自分でも不思議なんですが、大事な日は自然と目が覚めるのです。
今回は目覚ましはかけていませんがちゃんと目が覚めました。
今日は気合が違います。
早朝とはいえ真夏の30km。スタミナと気合が必要です。
いつもは何も食べないで走り出すのですが、今日はパンを食べました。
そしてこれ↓
事前に準備しておいたコカ・コーラ社から販売されているエナジードリンク。
こういうエナジードリンクはあまり飲まないのですが、今日は真夏の30km。
エナジー注入で気合を入れます。
30km走は体力的な辛さもありますが、ただ延々走るだけという退屈という辛さもあります。
だから今日の30km完走作戦は2つ。
作戦1:走ったことのなコースを道路標識を見ながら適当に走る。
作戦2:途中で自宅に帰れないようにひたすら15km進んでから折り返す。
この2つ。
そして4時15分頃からランスタート。
初めてのコースを道路標識を見ながら進みます。
とりあえず武蔵小杉方面を目指しました。
朝早いので歩いている人もほとんどいません。
そして武蔵小杉駅前を通過。まだ15kmには達していません。
道路標識には「川崎駅」という文字が出てきたので、川崎駅を目指して走ります。
川崎駅まであと2.5kmと言うところで15kmに到達。
いっそのこと川崎駅まで行こうか迷いましたが、正直この時点で結構疲れていました。
「家まで戻れなかったらどうしよう。」という不安と「7時までに帰れなかったらヤバいよな」という思いから川崎駅は断念。
折り返すことにしました。
15kmを通過して最初に見つけた自販機でスポーツドリンク1本をがぶ飲み。
そして帰路のスタートです。
折り返してすぐの公園で頭に水をかぶりました。
早朝とはいえ真夏。
15km走ってすでに汗だくです(;´Д`)
折り返して5km走った20km地点がちょうど武蔵小杉駅でした。
この時点で相当というかすごく疲れていました。
何を思ったか「気合を注入だ!!」と思い
モンスターエナジーを飲んじゃいました。
当たり前と言えば当たり前ですけどエナジードリンクを飲んだからと言って何が変わるまでもなくきつい状態は続きます。
そして23km通過したところで歩いてしまいました。
そこからはもう走ったり歩いたりの繰り返しでした。
当然タイムは遅くなり当初予定していた7時帰宅という門限も間に合わなくなってきました。
25km地点で公園を見つけました。
若い男女が数人ベンチに座って楽しそうに談笑していましたがお構いなし。
シャツを脱いで汗を絞って水洗いしました。
何か変わるかなと思いましたが特に変化なし(笑)
体力的にも辛く、精神的にも弱ってきました。
「歩いてまで30kmという距離にこだわって意味あるのか?」とか
「30km走るより7時までに家に帰り着く方が重要だろ?」とか
「また次頑張ればいいじゃん」とか・・・・。
そして馴染みのコースに戻ってきたときには7時までに家に着くことは限りなく赤に近い黄色信号状態でした。
最後の力を振り絞って走ります。
そしてゴール!!
結果は・・・
DNF!!
30kmまであと2kmちょい残してのリタイアでした。
終わってから考えれば、時間さえ気にせず、ラスト5kmみたいな走ったり歩いたりのペースなら30kmまで行けないことはなかった気がします
でもラストのペースであと2.5km進むとなると15分くらいはかかると考えました。
すでに門限7時を経過。
この角を曲がらなければ家に着くのは7時30分前後。
・・・・「曲がろう」
やっぱり自分の中で門限は結構重要だったりします。
家に帰ると案の定・・・・・。
もう疲れ切っていて何の感情も湧いてこず。
シャワーに直行しました。
というわけで30km走達成できず。
フルマラソンへの不安が募るばかりです。
では( `ー´)ノ